MESSAGE
ごあいさつ
1932年、創業者である祖父 勇吉は、菓子職人から数々の菓子用パッケージを創製。この頃はまさに日本の和菓子において、生菓子中心からギフト菓子という大きな市場が開かれていった熱い時代であったと思います。今や私たちが提供できるものとしては、数千点に及ぶパッケージアイテムになり、菓子ばかりでなくそのフィールドは大きく広がりましたが、原点である菓子のパッケージこそ、私たちにとって最も大事なものなのです。
通常、パッケージを使用するお客様の窓口である営業は、セクション名を「マーケティング部 」と呼んでいます。これは 、単に企画営業といったことではなく、常に菓子など顧客のマーケットで 、「売り方」に対する提案を一緒に行うことのできるソリューションパートナーという意味です。何故かというと、商品の魅力を最大限に引き出し、「売れる」ようにするのがパッケージの最大の効果であるからなのです。パッケージとは決して 1社の工場だけでは出来ない、加工連携型産業。パッケージを扱う上場企業でさえ自社の製造比率は半分以下なのです。その為に必要なのは、素材の仕入の専門性と印刷を始めとする各種加工のネットワークの広さ。加えて、良く管理された配送の為のセンターも必要です。弊社では万全の体制を整え、サプライチェーンを支えています。
顧客からパッケージに求められる要素は、日々といっても過言でない早さで変化しています。加えて顧客視点でのマーケティング要素も見逃せません。戦前の頃より長いお取引をいただいているお客様も多く、その責任と使命感を胸に常に進化し続けて参りたいと思っています。
今あらゆる事が変化している最中ですが、ピンチをチャンスに変え、責任感と使命感を胸に次の100周年に向かって精進して参る所存です。
代表取締役社長 尾関 勇